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『われらは国の王―間島写真館シリーズ3』 柳銀珪、戸田郁子(土香刊行)
30年前から集め始めた中国朝鮮族の古い写真を整理して、「間島写真館シリーズ」として発表している。
1作目は、80年前に27歳で亡くなった詩人尹東柱(ユン・ドンジュ)の故郷の写真と、幼いころの詩を編んだ『東柱の時代』。2作目は、写真館で働く写真師たちが工夫をこらして制作した背景画、手彩色、合成写真などから時代を読みとる『記憶の記録』。3作目が、文化大革命直後の子供たちを写した『われらは国の王』だ。
朝鮮族の肖像を撮影するために中国に渡った韓国人写真家の柳銀珪(リュ・ウンギュ)は、現地の老人たちから「自分が死んだら古い写真は焼いてしまう」と聞いたのをきっかけに、個人の所有する写真の蒐集を始めた。それは、「記録する」ことを使命とする写真家の、もう一つの使命だと考えたからだった。
朝鮮半島にルーツを持つ中国の朝鮮族は、1992年の韓中国交修交以降、急速に韓国との距離を縮めてきた。本書はそれ以前の、韓国と断絶されていた時代に撮影されたものを中心に構成した。
イデオロギーや環境の違いはあれど、どこの国でも子供たちは、自らの場所で生き生きと輝きながら生きている。写し取られた時代の様相は、彼らの生活の細部まで垣間見せてくれる。膨大な民草の写真を整理して編む「間島写真館シリーズ」は、中国朝鮮族の生活史ドキュメンタリーだ。
目次
1部 幼い日々(幼稚園生)
2部 学校に行こう(小学生)
3部 未来の希望(野外行事)
4部 赤く燃え上がれ(舞台公演)
5部 おぼろげな記憶(古い写真)
6部 輝く瞳(柳銀珪作品)
発行元 :株式会社土香(韓国・仁川)
発行日 :2024年
サイズ :A5
ページ数:160ページ
言語:韓国語
価格:3,500円(韓国→日本国内送料込み・税込)
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