-
明るい部屋 by ロラン・バルト(みすず書房刊)
¥3,080
戸田昌子さん主宰の「火星人の会」に参加される際の必読書のひとつ! ロラン・バルトの『明るい部屋』 《狂気をとるか分別か? 「写真」はそのいずれをも選ぶことができる。「写真」のレアリスムが、美的ないし経験的な習慣(たとえば、美容院や歯医者のところで雑誌のぺージをめくること)によって弱められ、相対的なレアリスムにとどまるとき、「写真」は分別のあるものとなる。そのレアリスムが、絶対的な、始源的なレアリスムとなって、愛と恐れに満ちた意識に「時間」の原義そのものをよみがえらせるなら、「写真」は狂気となる》(ロラン・バルト) 本書は、現象学的な方法によって、写真の本質・ノエマ(《それはかつてあった》)を明証しようとした写真論である。細部=プンクトゥムを注視しつつ、写真の核心に迫ってゆくバルトの追究にはまことにスリリングなものがある。 本書はまた、亡き母に捧げられたレクイエムともいえるだろう。私事について語ること少なかったパルト、その彼がかくも直接的に、母の喪の悲しみを語るとは! 本書は明らかに、著者のイメージ論の総決算であると同時に、バルトの『失われた時を求めて』となっている。《『明るい部屋』の写真論の中心には、光り輝く核としての母の写真の物語が据えられている》(J・デリダ) みすず書房 公式HPより
-
『熱風』の編集後記【 期間限定で送料無料 】
¥3,190
2023年11月発売! 『熱風』の編集後記 ※【2024年1月30日】までにご注文いただくと【送料無料】 です。 定価 本体 ¥ 2,900+税 総ページ数484頁 毎月8,000部発行されているスタジオジブリの機関誌『熱風』。 その編集後記をまとめたのが本書である。 「スタジオジブリの好奇心」を軸とし、毎月様々なテーマが追求されてきた。 熱風編集部の編集者たちは、その時々で何を感じ、考え、言葉にしてきたのか―。 本書では2003年1月~2022年12月までの20年間、計240号分の編集後記を掲載。 〈 まえがきより抜粋 〉 『熱風』は「スタジオジブリの好奇心」というコンセプトのもと、発行人の鈴木敏夫氏やその周縁で働くジブリのスタッフ、そして編集者たちが、その時々でおもしろいと思う テーマを取り上げてきた雑誌です。時代を見つめ、好奇心の赴くままに、20年間にわたり 作られてきたこの雑誌で、編集者たちが綴ってきた短い文章=「編集後記」には、 平成から令和に至るまでの時代の断片と核心がちりばめられています。
-
Louis Armstrong ルイ・アームストロング―生誕120年没50年に捧ぐ
¥1,980
2021 年7月発行 1,800円+税 単行本/255ページ サイズ 217x155x19mm 生い立ち、ニューオリンズ・ルネッサンスの時代、ちょっといい話、名曲…。“ジャズの王様”ルイ・アームストロングについて、オールド・ジャズに生きる“ジャズ夫婦”がさまざまな視点から綴る。
-
【カバー汚れありのため200円引き】ニューオリンズ行進曲
¥2,000
2002年2月発行 2,000円+税の所、カバー汚れありのため、2,000円(税込)にて販売中! ※カバー汚れありをご理解頂ける方のみお求めください。 ※カバー汚れによる返品はできかねます。 20世紀のアメリカを代表する音楽、「ジャズ」。その故郷、ニューオリンズで演奏されているデキシーランドジャズは、一番昔の、一番楽しい形のジャズ。さあ、傘を持って踊りながら、セカンド・ラインのパレードをしよう! ジャズとサッチモの故郷に憧れ、1968年移民船ぶらじる丸で渡米。ニューオリンズで、ジャズ修行5年間。 ジャズへのロマンに取りつかれた夫婦の、魅力あふれるジャズ武者修行エッセー集。 2002年冬青社から発行。 ジャズの故郷ニューオリンズとサッチモについて知りたい方、必読の書。
-
聖地ニューオリンズ 聖者ルイ・アームストロング
¥1,980
外山喜雄 ・外山恵子写真集「聖地ニューオリンズ 聖者ルイ・アームストロング」 2008 年7月発行 1,800円+税 上製本/写真269点 サイズ 190x132x22mm 1968年にジャズの聖地ニューオリンズへジャズ武 者修行に旅立ったジャズ・ミュージシャンの夫妻が、5年間現地で暮らしながら撮りためた写真群。当時のニューオリンズの街並、そこに生きるジャズを愛する 人々の生き生きとした姿を捉えた貴重な写真が多く収められている。 著者「はじめに」より抜粋 「1968 年から1973年の5年間、私達はジャズ武者修行の合間、日本からやっていきた若い二人をやさしく迎え入れてくれたニューオリンズの街の写真を撮り続けて いた。貧しいけれども、底抜けにハッピーで、この上なく“スイングしている”黒人社会と、ジャズを生んだ独特の風習の数々。黒人街の教会、ジャズパレー ド、お葬式、屈託のない子供達・・・。サッチモがいつもニューオリンズの思い出として語っていた同じ“ジャズ天国”。サッチモの子供時代そのままのニュー オリンズがまだそっくりそこに残っていて、私達はもう夢中でシャッターを押し続けた。5年間で記録した“サッチモの隣人達”の写真は1万枚を超えた。 」